[特実意] 新規性喪失の例外(2016年)

商標法

新規性喪失の例外(2016年)

2015年新規性の喪失の例外

以前、2015年に公開された登録実用新案とそのときに収集できていた特許出願とについて、新規性の喪失の例外の統計をとりました。2016年は、法域として特許・実用新案・意匠すべてについてデータ収集をすることができました。そこで、法域別(特許については出願の方法別)に新規性の喪失の例外の統計をとることにします。

法域別

特許は、国内出願されたものを[特開]、外国語特許出願を[特表]、再公表特許を[再公表]として分けました。以下が、実用新案や意匠も含めた表となります。

 種類(法域) 申請数 その他 割合
特開 2,802 223,492 1.24%
特表 26 41,185 0.06%
再公表 12 10,484 0.11%
実用新案 233 6,246 3.60%
意匠 1,584 25,106 5.93%

割合としては、多い順に意匠法、実用新案法、特許法となります。やはり意匠は、人の目に触れれば公知になる機会が発明等よりも多いため、「新規性の喪失の例外」を利用する出願が多いのでしょうか。特許の倍が実用新案、その実用新案の倍が意匠っといったところでしょうか。
また、特許に目を移すと、PCT出願は、国内出願より桁が一つ小さい申請数です。海外のいろいろな国に対して出願するものは、自ら公開する前に出願しようとする意思が国内出願より強く働くのかもしれませんね。

グラフ化

その他、実用新案は2014年から、意匠は2015年からデータ収集ができています。少しグラフにしてみました。実用新案は、少し右上がりですね。意匠はN数が2なので言及はやめておきます。意匠は、実用新案や特許と比べるとダントツに利用率が高いことが視覚的にわかります。

まとめ

簡単ではありますが、2016年に公開された案件について、新規性の喪失の例外の適用状況を調べてみました。みなさまの好奇心を少しでも満たすことができれば幸いです。

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