[特] 出願公表(外国から日本へ)と再公表(日本から日本へ)との関係

Republication of PCT

出願公表及び再公表の数

週ごとに特許出願公報や意匠公報、商標公報を集計するようになり、ふと気づくことがありました。

出願公表

PCTを日本語以外で出願した場合、特許法第184条の4により翻訳文を提出しなければなりません。翻訳文が提出されるとそれが公開されます。それが出願公表です。日本語以外の出願であるので、英語で日本国特許庁に出願されたPCT出願も、優先日(優先権がなければ出願日)から30ヵ月後に翻訳文を提出しなければなりません。

再公表

一方、日本語特許出願は、日本語で出願されているので、WIPOにより日本語で国際公開されています。敢えて、出願公開する必要性はないのですが、便宜のためという目的で再度公開されます。それが、日本語特許出願の再公表です。日本語でPCT出願できる国は、(国際事務局に直接出願するものを除けば)日本くらいでしょうから、ほぼ日本語特許出願の出願人は、日本の企業や人と言うことに成ると思います。

ふとした疑問

先週、出願公表及び再公表を集計していると、出願公表が770件、再公表が635件という数字が出てきました。日本に移行されるPCT出願は、このどちらかに該当するので、外国語で出願された案件の方が、日本語で出願された案件より多いということになります。私の感覚では、出願公表が少ないのではないかと思っていたので意外でした。

Domestic Re-publicationRe-publication

私の集計プログラムのミスかもと思ったので、J-PlatPatで確認してみました。

検索方法は、[特許・実用新案テキスト検索]を選択し、検索項目を[公表日]にすれば、出願公表の日を検索することになります。今回の場合は、「2017-10-05」。検索項目を[再公表発行日]とすれば、再公表の案件となります。すると、出願公表は770件、再公表は635件と集計が正しいという値を出しました。つまり、今週(2017-10-05)は、海外から入ってくるPCT出願の方が数が多かったと言うことになります。今後もちょっと気にして観察していこうと思います。

まとめ

2017-10-05週は、公開公表(外国語特許出願)の案件数が、再公表(日本語特許出願)の案件数より上回っていました。みなさんの興味を少しでも満たすことができれば幸いです。それではまた。

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