[特] 発明の名称ランキング(2016年)

商標法

発明の名称別ランキング(2016年)

発明の名称

発明の名称は、願書の記載事項として明細書に必須な項目と規定されています(特許法第36条第3項第1号)。主に特許請求の範囲で記載された物又は方法が端的に記載されています。長い発明の名称も多々ある中、短く、取得したい物等を表す名称も多く見受けられます。そこで発明の名称について、統計をとりました。意味は特にないけど、興味本位です。

ランキング

いきなりランキングです。

順位 発明の名称 件数
1 遊技機 10879
2 画像形成装置 1895
3 半導体装置 1028
4 表示装置 534
5 遊技台 507
6 撮像装置 492
7 空気入りタイヤ 463
8 スロットマシン 440
9 電子機器 377
10 コネクタ 358
11 電力変換装置 336
12 照明装置 331
13 内燃機関の制御装置 327
14 弾球遊技機 295
15 発光装置 257
16 空気調和機 239
17 冷蔵庫 238
18 作業車両 238
19 コンバイン 236
20 ぱちんこ遊技機 221

20位以下は、末尾(別ページ)につけます。みるとやはり物の発明ばかりですね。方法の発明も出願に占める割合は高いと思われるのですが、統一性があるかというと、やはり名称が重なる率は物に比べて低いのだと思います。

遊技機

目を引くのは遊技機。車や家電製品でなく、遊技機。トップの「遊技機」は、ひとつ桁が違います。しかも5位に「遊技台」、14位に「弾球遊技機」、20位に「ぱちんこ遊技機」と遊技機関連が続出してきます。20位のパチンコは、少し違うのかもしれませんが、遊技機ってゲームですよね。又は逆でパチンコ関連ばかりなのかな。何れにせよ趣味嗜好のための道具に数多くの特許が取られているのですね。

遊技機が多いのは、遊技機の構成がコンピュータ制御に関連し、特許で保護するしかないからでしょうか。精密機器等の生産自体にノウハウが必要で一朝一夕には作り出すことができないといった生産の参入障壁があるものとは異なっているからかもしれませんね(その業界をよく知らず妄想のみで書いています。)。

IPC分類

では、IPC分類について、2016年出願公開案件はどのようなランキングになっているのでしょうか。少し統計をとってみました。

順位 IPC 名称 件数
1 A63F カードゲーム,盤上ゲーム,ルーレットゲーム等 14498
2 G06F 電気的デジタルデータ処理 12200
3 H01L 半導体装置,他に属さない電気的固体装置 10872
4 H04N 画像通信,例.テレビジョン 7342
5 A61K 医薬用,歯科用又は化粧用製剤 6579
6 A61B 診断;手術;個人識別 6234
7 H01M 化学的エネルギーを電気的エネルギーに直接変換するための方法または手段 5658
8 G01N 材料の化学的または物理的性質の決定による材料の調査または分析 4917
9 G03G エレクトログラフィー;電子写真;マグネトグラフィー 4749
10 G02B 光学要素,光学系,または光学装置 4615

やはりゲーム関連が1位。

発明の名称のランキングに戻って、遊技機以外は、やはり半導体・電子機器の製品が上位を占めています。意外と「空気入りタイヤ」が7位にいるのが驚きでした。先週末のラジオで「空気入りのタイヤはDUNLOPさんが子供にガタガタしない車に乗りたいと言われて考えついたもの」と言う話を聞いたばかりだったので、「空気入りタイヤ」が日本の特許でまだ7位をキープしているのはロマンを感じます。DUNLOPの息子の飽なき欲求を満たすため現在の日本の技術者は頑張っているんですね。

まとめ

よく知らない業界の妄想やDUNLOPの息子など関係のないことばかりになりましたが、今回のランキングは楽しめたでしょうか。少しはみなさまの好奇心を満たすことができれば幸いです。

2ページ目、3ページ目に100位までの発明の名称のランキングをつけておきます。

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